映画『オズの魔法使』キャストのプロフィール&知られざるトリビアをまとめて紹介!

オズの魔法使い 映画 キャスト プロフィール

こんにちは!JULLY WOODです🧸

今回取り上げるのは、1939年公開の映画オズの魔法使(原題:The Wizard of Oz)。本作はライマン・フランク・ボームが1900年に発表した児童文学小説『オズの魔法使い』を元に描いたファンタジー・ミュージカル映画です。

早速、映画『オズの魔法使』に登場するキャスト(と監督)のプロフィール出演作品知られざるトリビアをご紹介します。

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映画『オズの魔法使』キャストのプロフィール&トリビア

目次

ドロシー / ジュディ・ガーランド (映画オズの魔法使のキャストプロフィール)

  • 名前:ジュディ・ガーランド (Judy Garland)
  • 出身地:アメリカ合衆国 ミネソタ州グランドラピッズ
  • 生年月日:1922年6月10日
  • 没年月日:1969年6月22日(47歳)
  • 身長:151cm
  • 星座:ふたご座
  • 主な出演作品:映画/『オズの魔法使』(1939)、『若草の頃』(1944)、『イースター・パレード』(1948)、『スタア誕生』(1954)、『ニュールンベルグ裁判』(1961)、テレビ/『ジュディ・ガーランド・ショー』(1963–1964)

ジュディ・ガーランドのトリビア

  • 本名はフランシス・エセル・ガム。
  • 2歳で姉たちと共に「ガム・シスターズ」として舞台デビュー。
  • 『オズの魔法使』のドロシー役で世界的な人気を獲得し、劇中歌「虹の彼方に」はアメリカ音楽の象徴となった。
  • 生涯で5度の結婚、3人の子どもをもうけた。長女は女優・歌手のライザ・ミネリ。
  • 映画スタジオの過酷な管理と外見へのプレッシャーにより、若くして薬物依存に苦しむように。
  • 歌手としての評価も高く、1961年のカーネギー・ホール公演は「ショービジネス史上最高の夜」と讃えられ、アルバムはグラミー賞を4部門受賞。
  • 晩年は財政難と健康問題に悩まされ、47歳でロンドンにて事故性の薬物過剰摂取により死去。
  • 2017年、彼女の遺体はニューヨークからロサンゼルスのハリウッド・フォーエバー墓地に移され、子どもたちの希望で再埋葬された。

オズの大魔法使い / フランク・モーガン (映画オズの魔法使のキャストプロフィール)

  • 名前: フランク・モーガン (Frank Morgan)
  • 出身地: アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク市
  • 生年月日:1890年 6月 1日
  • 没年月日:1949年9月18日(59歳)
  • 身長: ー
  • 星座: ふたご座
  • 主な出演作品:映画/『オズの魔法使』(1939)、『花嫁凱旋』(1935)、『グレート・ジーグフェルド』(1936)、『哀愁の街に霧が降る』(1940)、『人間喜劇』(1943)、『トルティーヤ・フラット』(1942)

フランク・モーガンのトリビア

  • 本名はフランシス・フィリップ・ウッパーマン。
  • アンゴストゥーラ・ビターズの販売で財を成した裕福な家庭に生まれた。
  • コーネル大学在学中はGlee Club(合唱団)に所属し、演劇にも熱中。
  • 兄のラルフ・モーガンも俳優として活躍し、演劇一家だった。
  • 映画『オズの魔法使』では、魔法使いだけでなく、門番や御者など5役を演じたことでも有名。
  • 初期は舞台俳優として活動し、1927年の『紳士は金髪がお好き』などで注目を集めた。
  • 1940年代にはラジオでも活躍し、『フランク・モーガン・ショー』などで親しまれた。
  • プライベートではお酒好きとして知られ、黒いブリーフケースにミニバーを忍ばせていたとの逸話も。
  • 1949年、映画『アニーよ銃をとれ』の撮影中に心臓発作で急逝。
  • 2つのハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星を持ち、1つは映画、もう1つはラジオでの功績によるもの。

カカシ / レイ・ボルジャー (映画オズの魔法使のキャストプロフィール)

  • 名前:レイ・ボルジャー (Ray Bolger)
  • 出身地:アメリカ合衆国 マサチューセッツ州ボストン
  • 生年月日:1904年1月10日
  • 没年月日:1987年1月15日(83歳)
  • 身長:ー
  • 星座:やぎ座
  • 主な出演作品:映画/『オズの魔法使』(1939)、『トイランドの赤ん坊たち』(1961)、ドラマ/『レイ・ボルジャー・ショー』(1953–1955)

レイ・ボルジャーのトリビア

  • アイルランド系カトリック家庭に生まれ、少年時代はボストンのドーチェスター地区で育つ。
  • 1930年代にブロードウェイのスターとして人気を博し、名作『オン・ユア・トウズ』で映画界へ。
  • 『オズの魔法使』では当初ティンマン役だったが、念願のカカシ役に配役変更される。
  • 1950年代には自らのテレビ番組『Where’s Raymond?』を持つ人気者に。
  • 晩年までテレビや舞台に精力的に出演し続け、『ディファレント・ストロークス』が最後のテレビ出演。
  • 妻グウェンドリンとは57年以上連れ添い、子どもはいなかった。
  • 死の直前まで唯一の『オズの魔法使』主役生存者であり、ジュディ・ガーランドの葬儀に唯一参列した共演者だった。

ライオン / バート・ラー (映画オズの魔法使のキャストプロフィール)

  • 名前:バート・ラー (Bert Lahr)
  • 出身地:アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク市
  • 生年月日:1895年8月13日
  • 没年月日:1967年12月4日(72歳)
  • 身長:175cm
  • 星座:しし座
  • 主な出演作品:映画/『オズの魔法使』(1939)、舞台/『Hold Everything!』、『The Show is On』、『フォクシー』

バート・ラーのトリビア

  • 本名はアーヴィング・ラーハイム。
  • ドイツ系ユダヤ人の両親のもとに生まれた。
  • 15歳で高校を中退し、ヴォードヴィル劇(踊りや歌、手品、漫才などを組み合わせた演劇スタイル)に出演するようになった。
  • 『オズの魔法使』では「臆病なライオン」と「カンザスの農夫ゼーク」の二役を演じ、ライオンの衣装は本物のライオンの毛皮でとても暑かった。
  • 彼のアドリブのユーモアで共演者が笑いをこらえきれず、何度も撮り直しがあった。
  • 晩年も舞台やテレビで活躍し、舞台『フォクシー』でトニー賞主演男優賞を受賞(1964年)。
  • 私生活では2度結婚し、3人の子どもがいる。
  • 息子ジョン・ラーは著名な劇評家で、女優コニー・ブースと結婚した。
  • 真面目でメランコリックな性格で、舞台裏では孤独と不安に悩まされていたと息子が語っている。
  • 1967年、『The Night They Raided Minsky’s』撮影中に死去。死因はがんによる腸出血とされる。

ブリキ男 / ジャック・ヘイリー (映画オズの魔法使のキャストプロフィール)

  • 名前:ジャック・ヘイリー (Jack Haley)
  • 出身地:アメリカ合衆国 マサチューセッツ州ボストン
  • 生年月日:1898年8月10日
  • 没年月日:1979年6月6日(80歳)
  • 身長:ー
  • 星座:しし座
  • 主な出演作品:映画/『オズの魔法使』(1939)、『アレクサンダーズ・ラグタイム・バンド』(1938)、『ピックス・ア・スター』(1937)

ジャック・ヘイリーのトリビア

  • 生まれる前に父親が船の事故で亡くなり、母子家庭で育った。
  • 兄を若くして結核で亡くしている。
  • もともとはバードビル(大衆演芸)の歌とダンスの芸人として人気を博し、ラジオ番組『The Jack Haley Show』でも活躍。
  • 『オズの魔法使』では当初ティンマン役を演じる予定だった俳優がメイクを理由に降板し、代役として抜擢された。
  • 銀色メイクの影響で自身も目の感染症を患い、数日間撮影を休む事態に。
  • 撮影は非常に過酷で、「楽しかったと思われがちだけど、仕事だった」と語っている。
  • 引退後は不動産業に転身し、晩年はテレビにゲスト出演。
  • 息子のジャック・ヘイリー・ジュニアも映画監督として活躍し、ジュディ・ガーランドの娘ライザ・ミネリと結婚していたことがある。
  • 1979年に心臓発作で亡くなり、親友レイ・ボルジャーが葬儀で「黄色いレンガ道は今、とても寂しくなった」と弔辞を述べた。

グリンダ(北の良い魔女) / ビリー・バーク (映画オズの魔法使のキャストプロフィール)

  • 名前:ビリー・バーク (Billie Burke)
  • 出身地:アメリカ合衆国 ワシントンD.C.
  • 生年月日:1884年8月7日
  • 没年月日:1970年5月14日(85歳)
  • 身長:ー
  • 星座:しし座
  • 主な出演作品:映画/『オズの魔法使』(1939)、『ディナー・アット・エイト』(1933)、『花嫁の父』(1950)、『陽気な家族』(1938)

ビリー・バークのトリビア

  • 本名はメアリー・ウィリアム・エセルバート・アップルトン・バークという長い名前。
  • 父親はバーナム&ベイリー・サーカスの歌手で道化師。幼少期は家族と一緒にヨーロッパやアメリカを巡業し、ロンドンの演劇に親しむ。
  • 1903年にロンドンで舞台デビューし、のちにアメリカでブロードウェイの人気女優に。
  • 1914年に伝説的な舞台プロデューサー、フローレンツ・ジーグフェルドと結婚。娘のパトリシアは作家として活躍。
  • サイレント映画時代から人気女優として活躍し、1930年代以降はおっとりした上流階級のマダム役で人気を集めた。
  • 『オズの魔法使』のグリンダ役で世代を超えて知られる存在となり、「ビリーバーク・ドレス(グリンダ・ドレス)」が流行するなどファッションアイコンでもあった。
  • 1960年にハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム入り。
  • 水星のクレーター「バーク」は彼女の名にちなんで命名された。

西の悪い魔女 / マーガレット・ハミルトン (映画オズの魔法使のキャストプロフィール)

  • 名前:マーガレット・ハミルトン (Margaret Hamilton)
  • 出身地:アメリカ合衆国 オハイオ州クリーブランド
  • 生年月日:1902年12月9日
  • 没年月日:1985年5月16日(82歳)
  • 身長:152cm
  • 星座:いて座
  • 主な出演作品:映画/『オズの魔法使』(1939)、『トム・ソーヤの冒険』(1938)、『マイ・リトル・チカディー』(1940)、『13ゴースト』(1960)、ドラマ/『アダムス・ファミリー』(1965–1966)、『ミスター・ロジャース・ネイバーフッド』(1975–1976)

マーガレット・ハミルトンのトリビア

  • 元・幼稚園の先生。
  • 『オズの魔法使』の「西の悪い魔女」役で世界的に有名に。アメリカ映画協会による「最も偉大な映画の悪役」ランキングで女性1位に輝いた。
  • 撮影中に顔と手に大やけどを負いながらも「花火禁止」を条件に現場復帰。
  • 子どもたちに本当の自分を知ってもらいたくて、テレビ番組『セサミストリート』や『ミスター・ロジャース・ネイバーフッド』で魔女の役を「演技だよ」と優しく説明。
  • 私生活では息子を一人で育て、離婚後は再婚せず。自身をレズビアンと語ったという証言も。
  • 女優としては悪役を多く演じたが、実際は子どもと動物を深く愛し、慈善活動にも熱心だった。
  • 晩年には『マックスウェル・ハウス』のコーヒーCMで親しまれ、地域活動にも積極的に参加していた。

ヘンリーおじさん / チャールズ・グレープウィン (映画オズの魔法使のキャストプロフィール)

  • 名前:チャールズ・グレープウィン (Charley Grapewin)
  • 出身地:アメリカ合衆国 オハイオ州ジーニア
  • 生年月日:1869年12月20日
  • 没年月日:1959年2月2日(86歳)
  • 身長:―
  • 星座:いて座
  • 主な出演作品:映画/『オズの魔法使』(1939)、『怒りの葡萄』(1940)、『タバコ・ロード』(1941)、『シマリー・ヒックスの競馬場』(1900)、『我等の生涯の最良の年』(1946)、『翠玉の国』(1937)

チャールズ・グレープウィンのトリビア

  • 子どものころに家を飛び出してサーカス団に入り、空中ブランコの芸人としてキャリアをスタート。
  • P.T.バーナムのサーカス団の一員として世界中を巡業。
  • 1903年の舞台版『オズの魔法使』に出演し、のちに映画版では「ヘンリーおじさん」として再び同作に登場。
  • 50年以上のキャリアで100本以上の映画に出演した伝説的俳優。
  • 妻アンナ・チャンスとは1896年に結婚し、1943年の彼女の死まで添い遂げた。

監督 / ヴィクター・フレミング (映画オズの魔法使のキャストプロフィール)

  • 名前:ヴィクター・フレミング (Victor Fleming)
  • 出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州ラ・カニャーダ・フリントリッジ
  • 生年月日:1889年2月23日
  • 没年月日:1949年1月9日(59歳)
  • 身長:ー
  • 星座:うお座
  • 主な監督作品:映画/『オズの魔法使』(1939)、『風と共に去りぬ』(1939)、『宝島』(1934)、『海の勇者』(1937)、『ジキル博士とハイド氏』(1941)、『ジャンヌ・ダーク』(1948)

ヴィクター・フレミングのトリビア

  • 若い頃は自動車整備士として働いていたが、監督アラン・ドワンと出会ったことがきっかけで映画業界に入り、撮影助手からキャリアをスタート。
  • 第一次世界大戦中はアメリカ陸軍の映像部門で従軍し、ウィルソン大統領の公式カメラマンも務めた。
  • 『風と共に去りぬ』では主演女優ヴィヴィアン・リーとハティ・マクダニエルがアカデミー賞を受賞するなど、女性を輝かせる演出力も評価されている。
  • 晩年はロサンゼルスのモラガ・エステートに住み、クラーク・ゲーブルやヴィヴィアン・リー、ジュディ・ガーランドなどハリウッドのスターたちが訪れる社交の場となっていた。
  • 心臓発作により1949年に死去、ハリウッド・フォーエバー墓地に埋葬された。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、映画『オズの魔法使い』に登場するキャスト(と監督)のプロフィール&キャスト(と監督)の知られざるトリビアをご紹介しました。

ハリウッド史を代表する豪華なキャスティングですね!最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事は、海外情報誌やYoutube独占インタビュー、英語版Wiki、IMDb、公式インスタグラム、公式Xの情報を元に作成しております

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