Netflixの世界的ヒットシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』が、シーズン5をもって完結した。マックス役として物語に深い影を落としてきたサディー・シンクが、米トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』に出演し、最終章の結末や自身のキャリアについて率直な思いを語っている。
2017年にシリーズへ参加して以来、10年近くにわたり作品とともに成長してきたサディー。最終話を迎えたいま、その結末についての解釈を問われると、彼女は少し考えた末にこう語った。
「私は、イレブンは死んだと思います」
あくまで個人的な受け止めだと前置きしたうえで、サディーはその理由を説明する。「マイクの語りは、子ども時代に向けた最後の物語のように感じました。あれでひとつの時代が終わった、という印象が強かったんです」。物語をはっきりとした答えで閉じるのではなく、余韻を残す形で終わらせたことについても、「その方が物語として強い」と感じているという。
最終話はキャスト全員でスクリーン上映を行ったそうで、「10年分の時間が一気に押し寄せてきて、不思議な感覚でした」と振り返る。一方で、ファンと一緒に観る上映会に参加できなかったことは少し心残りだったようだ。SNSでは、ラストシーンでマックスに向かって「走って!」と叫ぶ観客の動画が話題になったが、それを見たサディーは「完成したものを観ると、“私、結構ゆっくりしてるな”って思いました」と笑いながら語っている。
番組では、マックスとしての象徴的なシーンも振り返られた。シーズン4で大きな反響を呼んだ「Running Up That Hill」が流れる場面については、「撮影中、実はカセットの音はすごくこもって聞こえていた」と舞台裏を明かす。それでも、完成した映像を観て「この曲は、あの瞬間とキャラクターに完璧だった」と改めて感じたという。
長い年月を共にした『ストレンジャー・シングス』を終えたいま、サディーは新たなステージへと歩みを進めている。ウエストエンドでの舞台『ロミオとジュリエット』出演や、新作映画への参加など、活動の場はさらに広がっている。シリーズを通して得た経験について、「自分自身について多くのことを学んだ」と語る彼女の言葉からは、過去を振り返りつつも、すでに次の一歩へと視線を向けている様子がうかがえる。
キャリアの節目を迎えたサディー・シンクの歩みは、まだ途上にある。『ストレンジャー・シングス 未知の世界』全シーズンは、Netflixにて配信中だ。
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