映画『ユーフォリア』『恋するプリテンダー』などで知られるシドニー・スウィーニーが、米WIREDの人気企画「オートコンプリート・インタビュー」に登場し、自身について検索されがちな質問に次々と答えた。俳優としてのキャリアだけでなく、私生活や意外な一面も明かしている。
動画冒頭で「私は子どもでした」と笑いながら、俳優になる前の自分について語ったシドニー。学校に通い、サッカーをし、友達と遊び、「土を食べていたこともあった」と冗談めかして振り返る。その語り口からは、現在の華やかなイメージとは異なる、ごく普通の子ども時代がうかがえる。
検索上位の質問として挙がった「タトゥーはある?」という問いには、はっきりと否定。「注射針が本当に怖い」と告白し、採血や注射の際には押さえつけられるほどだという。治療や催眠療法なども試したが克服できておらず、それがタトゥーを入れない理由になっていると明かした。
食べ物の好みについては、チョコチップクッキーやチキンフィンガー、トリュフパスタ、ペパロニピザなどを列挙し、「全部、三年生が好きそうな食べ物」と自嘲気味にコメント。親しみやすい一面をのぞかせた。
『ユーフォリア』シーズン3への出演については、「もちろん出ます」と即答。「キャシーは相変わらずクレイジー」と表現しつつ、20歳の頃から演じてきたこの役が、自分にとって夢のような存在であることを語った。「大げさで、常識外れで、でもそれが楽しい。20代でこんな役に出会えたのは幸運」と、キャラクターへの愛着をにじませている。
また、格闘技経験についても質問が及び、12歳頃からキックボクシングやグラップリングを習っていたことを明かした。ロサンゼルスの道場で週に何度もトレーニングを積んでいたが、『ユーフォリア』出演が決まってからは顔に傷を作れなくなり、いったん離れたという。それでも、その経験が映画『クリスティ』での役作りに生きたと振り返っている。
撮影中のハプニングとして語られたのが、映画『恋するプリテンダー』での“スパイダー事件”だ。共演者のズボンから蜘蛛を取り出すシーンで、本物の蜘蛛に噛まれてしまったという。「叫んでいるのは演技じゃなかった」と笑いながら説明し、最終的には撮影が中断されるほどだったことを明かした。
音楽の話題では、ビリー・アイリッシュの大ファンであることを告白。「Spotifyはほぼ彼女」と言い、「一緒に検索されるのは光栄」と語る。歌唱力については「シャワーでは歌う」「上手いと言われたことも、そうでないと言われたこともある」と慎重な姿勢を見せつつ、カラオケではRadioheadの「Creep」や「Sweet Caroline」を選ぶという。
運転についてはマニュアル車が運転できるといい、10代の時には1940年製の古いトラックで運転を覚えたと語った。さらに、クラシックカーの整備にも関わっており、1969年式ブロンコを自ら修理・改造した経験もあるという。現在は新たな車のレストアにも取り組んでいる。
学業面では、高校時代に首席(ヴァリディクトリアン)だったことも明かされた。厳しくも前向きな母親の教育方針のもと、AP科目(上級レベルの科目)を履修し、勉強そのものを楽しんでいたという。
私生活については、スカイダイビングやサファリ旅行の思い出、愛犬2匹との暮らしについても語られた。「ルールを作ろうとしても、結局キスとおやつで甘やかしちゃう」と話し、自身を“甘い犬ママ”だと表現している。
現在進行中のプロジェクトとしては、映画『クリスティ』や『ザ・ハウスメイド』、そして新たな映画『バーバレラ』が製作段階にあることを明かした。どの作品についても詳細は控えつつ、「語るべき物語がたくさんある」と前向きな姿勢を見せている。
軽快なやり取りの中で語られた数々のエピソードからは、スターとしての顔だけでなく、一人の等身大の女性としてのシドニー・スウィーニーの姿が浮かび上がる。検索ワードに答えるという形式を通して、彼女の多面的な魅力が自然と伝わるインタビューとなった。
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